2005-01-01から1年間の記事一覧
ブログ始めてもう2年が過ぎようとしています 今年このブログで何をやったか1月 真鍋かをりと古田敦也のブログ合戦に乗せられる 多頭ドラゴンについての面白そうな仮説を発見 それに関連して竜とドラゴンページを作る。 2月 地デジ導入 相変わらずデュメジル…
少し前にハヤカワ文庫から文庫化された『奇怪動物百科』、解説に金子隆一さんがけっこういい事書いてます。 もしもあなたが、本書に対して、世間の大人がネッシーの新聞記事を読むときのように斜にかまえていたり、図像学的な興味からのみ眺めようとしたり、…
どうも今年は全体的に前半に走りまくって後半一気に失速した感があるので(幻想動物関連についてです)、来年は常に歩くペースでゆっくり行きたいと思います。
化石燃料恐竜 かつてヒトは地球から「化石燃料」と言われる資源を取り出して利用していた。 しかし、地球が長年かけてつくりだした限りある資源であることを考えずに、それを大量に使ったため、「枯渇」という危機が訪れた。 また、それを燃やすことで「地球…
といっても引用ですが。なぜ人はあんなにも、芸術作品――およびそれが要求する認識形式――にたいして、こうした例外的地位を与えようと躍起になるのか? それは人間活動の所産であるこれら芸術作品を、通常の科学の扱いにゆだねようとする人々の(当然にも困難…
カナダの元国防相によれば、もうそろそろ人類と宇宙人との戦争がはじまるとのこと。 カナダの元国防相ポール・ヘリアー氏(82)が、米国は、世界を宇宙人との銀河系間戦争に巻き込もうとしていると警告、波紋を呼んでいる。米国の主要メディアの関心は低い…
幻想地名事典山北篤 監修 A5判 500頁(予定) 予価2,625円(本体2,500円+税5%) 2006年1〜2月発売予定世界各地の神話、伝承に登場する地名・建築物に加えて、『指輪物語』『ナルニア国物語』など、近現代までの著名な創作作品に登場する地名も採録した、最…
最近インテリジェント・デザインが流行っているというので、どうせクオリアとかそんな感じのオシャレ理論なのだろうと思って調べてみたら、なんのことはない創造論のことだった。デザイナーだデザイナーだ言うならそのデザイナーはどこから出てきたのかと。 …
一つ目と鍛冶 に書いたとおり『もののけ』にはアイルランド神話においてルノなる神格が片足の不自由な鍛冶神であるとされています。 このソースはおそらくバーバラ・ウォーカーの『神話・伝承事典』。748ページに「アイルランド人によれば、天の鍛冶師はルノ…
つかれた・・・
『オーケストラの秘密』という本に書かれているのですが、ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』の「ロシアの踊り」のシロフォン(の一部)はこのようになっています。『オーケストラの秘密』いわく、ここは普通に聴いているとオーケストラ全体がピアノの和…
なぜピグチェンが海外のウェブサイトではPiuchenとして紹介されているのか謎だったのだけど、先ほど少しだけ謎が解けた。南米の民族誌の本を読んでいるとアラウカノの章にさしかかり、そこにアラウカノの悪霊はウェクフというのだ、とあった。少し覚えがあっ…
ターグレルケト(ta・gʟerqät)の姿は見えない。人間の姿をしていて人間と同じ道具を使うといわれているが、その姿は死ぬまで見えないのだ。 昔々、ターグレルケトたちは何人かのイヌイトと同じ村に暮らしていた。人々は雪の中の跡や雪の家を見ることはできた…
3ヶ月以上放置していたのか更新といってもシュメールの7頭蛇に画像を追加しただけですが、これでもかなりわかりやすくなったのではないでしょうか?
ここでは小駕籠ティっ久那は梨を使用とか哲学的な話をしようというのではありません 英語のspiritとgodとは一体何か、という問題です。ここでは面倒なのでspiritを精霊、godを神と訳します。英語と書きましたがドイツ語のGeistとGott、フランス語のespritとdie…
英語の神話関係の文を読んでいると実に多くの場面で人間のことをモータルmortalと呼び神々のことをインモータルimmortalと呼んで区別している。そこでこれを訳そうとすると、immortalは不死でいいけどmortalは直訳するなら「死すべき存在」というぎこちない…
数える 事典続き。「解説未掲載」はいくつあるのか!!→2374.Oh my god.ネットに公開されている9割以上の、ここと同じような事典の総項目数より多いですね いったいどの分野に未掲載が多いのだろう。Wordsworthは複雑な検索ができないのでこれは推測だけど…
(toroiaにとって)二つお知らせがあります。良い知らせと悪い知らせです。 んじゃ、悪い知らせのほうから語ってくれ。 というわけで、以前夏ごろにクダンに興味を持っていると書いたことがあって、それをいつか書こうと思っていたのですが、クダン情報が掲…
統計してみよう五十音順 A-Z 42あ 956 いう 807 えお 511か 612 きく 629 けこ 508さし 886 すせそ 417たちつ 504 てと 545な 378はひ 798 ふへほ 822ま 829や 249ら 434わ 93「なんで はひ と ふへほ なんだ」とお思いになった方も多いでしょうが、この数字…
ずっと前にリリスやアルといった中東の女妖怪についてまとめよう、ということを書いた気がするのだけど手をつけていません。資料が多いというわけではないのですけど、資料の中身が多い。その上コピーしたそれをダンボール箱に入れてしまったのでいちいち探…
アンナ・フランクリンの『妖精百科事典』(リンク先自作自演っぽいレビューがあるけど無視しましょう。たしかに値段相応とはいえないかもしれないけど!)を図書館で読んだ、ということをコメントに書いたのですが、この邦訳はけっこう良心的です。まぁ内容が…
これまでは検索ページから来た人が長いページをスクロールする面倒を考えて一つの項目につき一つのページという割り当てをしていましたが、このたび以前のように「あ」なら「あ」で1ページという割り当てに戻してみました。なにせ1万近くファイル数があり、…
一年前も似たような状況が・・・ 重いそれと書き忘れましたが、浮胡魚の「オウムのような」というのはクジラの頭骨のことでしょうね(リンク先千葉県立中央博物館分館 海の博物館ウェブサイトより)。
中国の『続博物誌』によれば、李勉が洴州にいたところ妙な骨を一つ手に入れたので硯としたが、それは南海にいたとき海の商人からもらったもので、これはその人によれば「ムカデの背骨」だったといいます。また『隋書』には「カンボジアには浮胡魚があり、そ…
ようこそ!人工知能研究所へ!ワタシは、最新テクノロジーを駆使して、人間の考えたコトをズバリ! 当てる、人工知能を搭載したコンピューターです。アナタが考えたコトを約20個の簡単な質問で当ててみせましょう!とかいう人工知能ゲーム。微妙に面白い。 …
ヴェトナムのトンキン海岸のハイフォン付近にあるアロン湾は19世紀末から怪物の目撃情報が多く寄せられていました。 1897年7月、砲艦アヴァランシュ号が、体長20メートルほどもある2頭の謎の生物に向けて砲撃。 1898年2月15日、同じくアヴァランシュ号が数頭…
辞典・事典-リンク集-はれにわ文庫 集めていらっしゃる。はい、そうです。hostname URLs ホストネーム元ネタ用として? ギリシア神話内にあり。データ量、(項目だけは)多いです。味噌帳 創作用の元ネタに挙げられています。ファンタジィ事典(インフォ) はい…
ムカデクジラ 基本資料 貝原益軒『大和本草』(1709)巻之十三(http://www.lib.nakamura-u.ac.jp/kaibara/yama/pdf/y13.pdf)補足資料 大槻準『鯨史稿』(1808)巻之二(http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/kujira/geisiko/2/052.html)日本の「ムカデクジラ」に…
第四之書『パンタグリュエル物語』第34章「パンタグリュエルによって、怪物鯨が退治されたこと」 パンタグリュエルが怪物鯨に次々と槍を投げ続ける。そして結局脇腹のこっち側に50本、向こう側に50本、投槍が突き立つ格好となった。 「そこで、死んだ魚がす…
書店に立ち寄ると、『ヨーロッパ異教史』という新刊が出てた。けっこう厚いハードカバーだったのでざっと見てみたけど、とくに後半は面白そうな内容だった(前半は古代の話)。 ヨーロッパの異教、ペイガニズムpaganismやヒーザンheathenとか呼ばれるキリスト…