2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
最近フォルケ・ラーベの『シャザム』っていうトランペットソロの曲の楽譜を買ったわけですよ 今から20年ちょっと前の作品で それにはこのように高いGが出てくるのですが。まあアンサンブルじゃなくてソロ曲だし、100年前にはすでにオーケストラ曲にもE♭があ…
先ほどWikipediaの「ロック鳥」を編集したのですがロック鳥はアラブ人の言うフェニックスとほとんど同じものである。またペルシャの伝説に登場する巨鳥シームルグとも同一のものである。フィルドゥスィーの叙事詩の中では英雄ザール (Zal) の養父であり、ラ…
Wikipedia:削除依頼/ミシャグジ 最近、匿名ユーザーが妙に大量に幻想動物関連や神話関連の編集・新規作成を行なっているので怪しかったけど、やっぱり著作権侵害があった模様。ああ、うちもいつか著作権侵害されるようなページになりたいものだ(違)
デュラハン。最近Wikipediaに項目ができたりして小ブームの予感。さてデュラハンの乗る馬車の名前がコシュタ・バワーなのですが、「コシュタ」の綴りはどこをみてもCoite。いったい「シュ」はどこから来たんだ!『幻想世界の住人たち』もCoite。元ネタのイエ…
幻想動物の事典は、名前だけは色々集めているように見えますが、けっこう有名なのがもれていたりします。ちょっと考えてみたのですがたとえば「妖精女王」(fairie queene)がないし、「花の妖精」にあたるものもなく、「ワイト」もない。「ニーベルンゲンの歌…
20世紀最大の神話学の書、クロード・レヴィ=ストロース『神話論理』が30年以上を経てようやく邦訳刊行されました。まだ第1巻だけですけど。30年前からずっと「邦訳中」と言われていてようやく出ることになったのはうれしい。・・・しかし8400円ってなんだよ…
青土社ホームページによれば、『鬼と悪魔の神話学』(吉田敦彦 著)が出るらしい。内容は不明だけど、この事典&ブログ的にはマストアイテムになりそう。
Wikipedia日本語版にCategory:ソロモン72柱なんていうカテゴリができてた。 いくつかは英語版からの翻訳で、語源についての推察もある。 ただ、オセの語源については疑問符が付く(日本語版独自か?)。オセの語源が北欧神話のオーズ(Óðr)? ðならsではなくthかt…
重たい腰を上げて「空想の動物・神々展」のカタログを見てみたら、私が「マカラ」だと思っていたものは、普通に7,8世紀ごろの中国の竜の彫像だったわけだ・・・。中国でも上唇がめくれてるなんて初めて知ったよ・・・もっと図像をたくさん見るべきでした。
ものを整理しているとサンシャインシティ60のオリエント美術館でやってた幻想動物展のチケットが落ちてきたので見てみたら、一つ思いついたことがありました。チケットにあるいくつかの幻獣の像のなかにマカラと思しき像があったのですが、上唇がめくれて…
岩波書店の復刊ページによると、水木しげる『妖怪画談』とジョルジュ・サンド『フランス田園伝説集』が復刊されるようです。どちらも豊富に妖怪譚が載っていますので、持ってない方は是非。また、平凡社ライブラリーから田中貴子『外法と愛法の中世』が出て…
日曜に秋葉原にいって帰ってきてその日の内に直したのでもうOK。 ただ、ドタバタしてなかなか掲示板への返信ができなかった・・・。とりあえず「幻想動物の事典」サポート掲示板のほうには返信しておきましたが、相変わらず自分の情報量の少なさを嘆くばかり…