数える 事典 その2

数える 事典続き。

「解説未掲載」はいくつあるのか!!

→2374.Oh my god.

ネットに公開されている9割以上の、ここと同じような事典の総項目数より多いですね


いったいどの分野に未掲載が多いのだろう。Wordsworthは複雑な検索ができないのでこれは推測だけど、まず日本妖怪は現行全国妖怪と幼児語辞典から追加しているものには解説があり、その他少しずつあって、総計500強。日本妖怪は全体としては2000前後だから、これだけで村上健司『妖怪事典』に遠慮して(面倒くさくて?)書いていないものが1500あるということになる。残りの800のうち、悪魔学関係と妖精関係が大半を占めるのではないだろうか。感覚的には悪魔学関係が300、妖精関係も300くらい? 残りの200は、その他の地域。もちろん解説が不十分な項目は除くけど。
今日は雨が降っていたので外出は明日にずらし、これらの項目の穴埋めを試みてみた。しかし解説を書くのは神経を使う。なぜならこれらの項目の多くは一つの資料しかないからで、下手しなくてもパクリになってしまうからだ。そのあたりはアマゾンへのリンクで許してもらうことにした。しかし神経を使いすぎて10も進まない。これだと毎日やっても200日かかる。日本妖怪は当面入力しないとして、あと80日かかる。毎日やるわけにはいかないので、この作業にホームページ作成への労力を全て費やすとしてもおわるのはまた夏が来て秋が来て雪が降る季節ごろになるんだろう。
実は悪魔学関係にも一つの資料についてのポリシーがあって、アダム・マクリーンの『天使魔術論』が入手できるまでフレッド・ゲティングズ『悪魔の事典』にある「エノクの第二の流れ」のデーモンたちの解説は入力しないぞ、とひそかに決めている。しかし『天使魔術論』、いっこうにAmazonから送られてこない。何度も在庫なしでキャンセルされ、今回もその予感。このデーモンたちの量がかなり多いのが問題でもある。
私は、たぶん名称と地域名さえ分かればこの1万あまりの幻想的存在の入力に使った資料を9割がた把握できる。問題は残りの1割。今日やったぶんにも一つわからないのがあって、アクサール(Aksar)西ヨーロッパ、とかいうの。誰かご存じないですか、この幻獣(たぶん)の所属を。