2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
最近、新刊情報ばかりになっている気がする。 でも、どういうわけだか気になる本が多いんです。工藤隆、『古事記の起源』。中公新書の新刊。 これ、なかなかいいですよ。厳密な文献史学と緩めの比較神話学がいい塩梅で混ざっている具合でした(1分少々立ち読…
一部では妖怪研究本というよりは各種妖怪辞典の元ネタとして名を知られていた日野巌『動物妖怪譚』(上)、(下)が文庫本になったなんて。信じられません。これまでは図書館のハードカバーを借りて読むしかなかったのに。妖怪ブームってすごいですね。
講談社現代新書の新刊、こんなの出てたんですね。斎藤英喜『読み替えられた日本神話』内容の中心は、中世神話の紹介となっている模様。うーん、ヤマタノオロチネタとか私のページにも書いてたんですがwナウシカやらもののけ姫やらの名前まで出すのは、たぶ…
truth in fantasyシリーズ新刊。池上正太『オリエントの神々』。目次を見る限りは妖怪やマニ教あたりまで網羅した興味深い内容っぽいですが。どんなもんでしょ。
少し前に流行ったフォトンベルトやアセンションもそうですが、オカルト系というか精神世界系の一大潮流として人類まとめて(または、選ばれた人だけ)高次の存在へ進化!という思想があります。 これはフィクションにも影響を与えていて、とりあえず有名どころ…
私が1年以上前から注目しているスパモンについて、ついにボビー・ヘンダーソンの『反★進化論講座』が出版されました。さっそく購入してレビューを書きました。 すでに2人が私のレビューを推薦しています。中身は、我々の想像を超えた創造主「スパモン」を信…
韓国文化シンボル事典 身近な動植物や生活用品から文学・芸能・儀礼に見られる文化事象まで、具体的な事物と抽象的な観念に込められた韓国文化の象徴的な意味世界を、神話、巫俗・民俗、風習、宗教、歴史・文学、図像などの視点から詳細に解説。全258項目、…
またすごいことになってます。Wikipediaのケルト神話。曰く:しかし、明確な特色、例えばルー神[the god Lough]はケルト全域に渡って広めされるために現われた。 碑銘の300以上の神々はしばし現存したローマ製の副本と同一視される。しかし、ほとんどのジェニ…