2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
旧約聖書『サムエル記下』24章16節sq.に登場するエブス人アラウナaraunaは、語源的にインドのヴァルナvaruna(ヴェーダ時代はウァルナと発音)と関連があるらしい。 もともとヴァルナはギリシアのウラノスouranosとかミタンニのウルウァナurwanaとか、言語学的…
このブログは事典の更新情報もですが、それよりもドラフトページとしての役割が多いです。 そんなわけで、竜とドラゴンについてまとめてみよう、と思い、骨子のみのアブストラクトを書いてみました(これ書くだけで一時間ちょっとかかったど・・・)。 ネット…
小さいんじゃ! 文字がつぶれて読めない!!! ブラウザ側でフォントサイズを一つあげると読めるようになるけど、他のページに移動すると逆にサイズが大きくなりすぎて読みづらくなる。 小さい文字はクーーールなのか? デザイン的に優れているのか?
古田敦也選手が、1000を超えるトラックバックをすべて読んだとのこと(みんな!トラバは全部読んだぞ!)。 どう見てもブログ書き慣れてるし……。不思議。こんな人だとは思わなかった。眞鍋写真集の隣にこっそりと自分が表紙のGQを置いているのもさすが。 必然…
スキャナーのサイズぎりぎり(A4)サイズのものを探してみたら、これが見つかったのでなんとなく取り込んでみる。 ワーグナーの『神々の黄昏』より、最後の2ページ。どらが鳴り、シンバルがロールで響き渡るところから、最後の変ニ長調の主和音に至りディミヌ…
Amazonのレビューで不思議なことはいくつかあるのですが、特にその中でも…… UMA(未確認動物。標本などの物的証拠はないものの、目撃されたり足跡が見つかるなどして「いる可能性がある」とされる動物たち。ネッシー、雪男など)の事典は日本でも何冊か出版さ…
今年の夏公開予定の映画「宇宙戦争」が、今自分の中ではすごく楽しみです。 監督スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・クルーズ&ダコタ・ファニングでトムの報酬が全額出来高だというのですから、(マイノリティリポートでは痛い目にあったわけだが)とりあ…
書き込めないんですよ。 時折話題に上るケトスのことについて面白くわかりやすくまとめてるページがあったので紹介します。化けくじら七変化
スキャナーが使えるようになったため、最近このブログでも画像を使うようになってきました。そこで、事典本体にもできるだけ画像を増やそうと思います。画像いじりは結構時間がかかるので、ものすごい長期的な計画になりそうですけど。
素焼きの浮き彫り。カファジャー出土。前1800年。イラク博物館蔵。 『世界神話大事典』p.169、エレナ・カッサン「メソポタミア 宇宙創成説」より。 世界最古の一つ目怪物図像だといわれるものです。でも、どんな神話なのか、なんという怪物なのか、戦ってい…
フランスのドラゴンは、聖人伝説と対になっている。また、お祭り行列の出し物に現れる。有名なのがタラスク。しかし、これらが12世紀ごろから始まったもので、都市にのみ見られ、農村には存在しないということが注目される。可能性として、異教的な原型はド…
いつコピーしたのかわからない幻想動物っぽいののイラストの紙があった。 裏にBeni hasanと手書きであったので、ベニ・ハサンの壁画のようである。 ソースは不明。洋書のような気がする。 しかも、文字らしきものが書かれていた。 これはなんだ。単なる数字…
以前、「日本語でタルムードの民間伝承についての本がない!」と嘆いたのですが、探してみたら普通に存在していました。フィルターかかりまくりですね、私の検索眼は……。 アブラハム・コーヘン『タルムード入門』第三巻の最初の章(第9章 民間信仰。悪魔論、…
すぐ下にあんなことを書いておきながら、いきなり著作権法違反です(立体物の写真には著作権があるらしい。印章や浮き彫りの写真にも??)。 例の8本足の動物です。銀製大杯、前4世紀、金工。ドナウ川流域(トラキア)出土。ニューヨーク、メトロポリタン美術館…
スキャナを使って画像を取り込むに当たって、予防線を貼っておくhttp://www.ne.jp/asahi/art/dorian/L/Lists/Useage.htm>著作権のなくなった絵の写真をスキャナーで取り込み、ホームページで使用することができます。 >絵画の複製写真には著作権はありませ…
前のPCにつけてたSCSIスキャナをそのまま今のPCで使おうとしたら相性が悪くて動作せず、そのまま数年放置していたのを、いろいろスキャンしたいのもあるので、新年思い立って新しく部品を買ったところ、先ほど届きました。 動いた!!! とは言っても、いざ…
以前、『スーダ』(10世紀ビザンツの辞典)に、グリフィンの一群が海霧とともに現れ、人々を残らず食い尽くす、と書いてるのを紹介したことがあるのですが、『聖ブランダン航海譚』を読んでいたら、似たようなところを発見。 その前に、聖ブレンダンというのは…
リンク集でも作ろうかな。 ・・・でも、リンク集って、作る人にとっては「お気に入り」を整理して、少し検索ページでいくサイトを追加するだけなので、とても生産性のない仕事に思えるんですが・・・。妙な紹介文を書くと自分でその紹介文に引きずられること…
少し前図書館で「ヨーロッパの文様」とかいう美術書(正確な書名忘れた。追加、これ。馬杉 宗夫, 小川 煕, 鶴岡 真弓 ヨーロッパの文様(世界の文様シリーズ)……もしかしたら「オリエント」だったかもしれない)をめくっていたら、興味深いものがありました。 3-…
昨日朝、事典の項目数とファイル数というのを書いたんですが、今日一念発起、データベースのファイルをcsvに変換してExcelで取り込み、その上で重複をフィルタしてその他を削除、フィルタをoffにして重複項目をあぶりだし、修正する、という作業を行いました…
グレンデル一家とドラゴンだけでなくて、途中に地味ながら有象無象の怪物たちが登場するわけですが cf. http://www.heorot.dk/monstrorum.html(英語) 「水に棲む妖怪ども」(岩波文庫のp.53。以下同) 「海の物の怪」p.66 「水の魔物ら」p.90 「水辺に数多の蛇…
現在この事典の項目数は9519。となると、この事典のhtmlを保存しているフォルダには9519以上のファイルがあることになります。実際にはftpのバッチファイルとか背景画像ファイルとかインデックスhtmlファイルとか色々入っているので、まだまだ多いは…
ヴリトラを正確なローマ字に転写するとvr̥traになる。もともとvはuの半母音wで、伝統的に現在の発音にあわせてvとされているが、本来はアヴェスター語やラテン語のvと同じくウァ行に近い音であった。だからウリトラのほうがよい。しかし今回はそれが問題にな…
あけましておめでとうございます! 年末恒例の超常現象ファイナルウォーズ(たけしプレゼンツ)、フライング・ヒューマノイドが大々的に特集されてましたね! じつはフライング・ヒューマノイド、私がblogを書き始めてかなり最初のほうに記事を書いてたりするんで…