2006-01-01から1年間の記事一覧

『古事記の起源 新しい古代像を求めて』

最近、新刊情報ばかりになっている気がする。 でも、どういうわけだか気になる本が多いんです。工藤隆、『古事記の起源』。中公新書の新刊。 これ、なかなかいいですよ。厳密な文献史学と緩めの比較神話学がいい塩梅で混ざっている具合でした(1分少々立ち読…

『動物妖怪譚』

一部では妖怪研究本というよりは各種妖怪辞典の元ネタとして名を知られていた日野巌『動物妖怪譚』(上)、(下)が文庫本になったなんて。信じられません。これまでは図書館のハードカバーを借りて読むしかなかったのに。妖怪ブームってすごいですね。

『読み替えられた日本神話』

講談社現代新書の新刊、こんなの出てたんですね。斎藤英喜『読み替えられた日本神話』内容の中心は、中世神話の紹介となっている模様。うーん、ヤマタノオロチネタとか私のページにも書いてたんですがwナウシカやらもののけ姫やらの名前まで出すのは、たぶ…

『オリエントの神々』

truth in fantasyシリーズ新刊。池上正太『オリエントの神々』。目次を見る限りは妖怪やマニ教あたりまで網羅した興味深い内容っぽいですが。どんなもんでしょ。

人類の進化

少し前に流行ったフォトンベルトやアセンションもそうですが、オカルト系というか精神世界系の一大潮流として人類まとめて(または、選ばれた人だけ)高次の存在へ進化!という思想があります。 これはフィクションにも影響を与えていて、とりあえず有名どころ…

進化論なんて大嘘だ!

私が1年以上前から注目しているスパモンについて、ついにボビー・ヘンダーソンの『反★進化論講座』が出版されました。さっそく購入してレビューを書きました。 すでに2人が私のレビューを推薦しています。中身は、我々の想像を超えた創造主「スパモン」を信…

韓国文化シンボル事典

韓国文化シンボル事典 身近な動植物や生活用品から文学・芸能・儀礼に見られる文化事象まで、具体的な事物と抽象的な観念に込められた韓国文化の象徴的な意味世界を、神話、巫俗・民俗、風習、宗教、歴史・文学、図像などの視点から詳細に解説。全258項目、…

Wikipediaのケルト神話 phase 2

またすごいことになってます。Wikipediaのケルト神話。曰く:しかし、明確な特色、例えばルー神[the god Lough]はケルト全域に渡って広めされるために現われた。 碑銘の300以上の神々はしばし現存したローマ製の副本と同一視される。しかし、ほとんどのジェニ…

Wikipediaのケルト神話

Wikipediaのケルト神話のページが更新されていたので見にいくと、なんか意味不明な文章が。曰く: ケルト神話(けるとしんわ)とは、ケルト多神教、外見上はケルトの鉄器時代における宗教。 他の鉄器時代のヨーロッパ人は早期ケルトの多神教神話と宗教形態を…

驚異と自然の秩序

バーバラ・マリア・スタフォードの『ヴィジュアル・アナロジー』を手に入れて、訳者あとがきから読んだ(私は、読書の順番としては、まず表紙→裏表紙→帯→[訳者解説]→あとがき→目次→文末脚注→索引→あとはパラパラめくって目に付いたページから読み始めるという…

世の中こんな本があるのね

ミランダ・グリーン『ケルト神話伝説事典』、林俊雄『グリフィンの飛翔』、笹間良彦『図説 龍の歴史大事典』、と効果ながら質の高い本がここ数ヶ月出ていると思ったら(どれも買ってませんが;)、Amazon.co.jpからメールが来ました。 Amazon.co.jpのお客様へ…

バラゴン

パラパラと本をめくっていたら、バラゴンていう幻獣の存在を発見。 空を飛ぶ天馬のうちの一頭に婆羅含(ば-ら-ごん)というのがいるらしいのです。東宝怪獣じゃないですよ。詳細については「婆羅含」という文字列で検索してみてください。 案外あっけないです…

さよなら冥王星

セドナ以降、神話界隈でも俎上にのぼることが多くなった惑星論争。 まぁどっちでもいいことなんですけど外されたら冥王星かわいそうです。 仲間が増えるって話してたはずなのに、いつのまにか自分が仲間はずれに…ただ、クラシック畑からみればホルストの惑星…

幻想動物関連のウェブサイト 事典編

何となく、夏なので、項目数は1000に行かなくても個々の項目は充実している(と、toroiaが思っている)ウェブサイトをいくつか紹介してみます。 怪物・妖精博物館ファンタジィ事典深き森の隠者の庵 おおむねどのウェブサイトも同じくらい素晴らしい内容だと思…

インカの歴史

世界には古代史というものがいろいろとありますが、私、マヤ・アステカ・インカといった中南米の古代史についてほぼ知識ゼロの状態だったので、今年から岩波文庫でいくつかインカ関係の本が出ているので買ってみました(『インカ帝国史』『インカ皇統記』)。…

『愛法と外法の中世』買ったよ

以前、自分で「ほしかった!」と紹介したのに未だに買ってなかったので、買いました。何せ「竜女」について書かれているので、外すわけにも行かず。記号学を説くライプニッツがさりげなく例にlucifer出してたり、言語の意味を問うウィトゲンシュタインがノー…

バーミヤンにシームルグ

ペルシャ神話の霊獣の絵柄確認だそうです。図像から判断するにグリフィンかもしれないと。前田耕作さんがコメントしてます。

日本妖怪ランキング

夏になると、とくに意味はないのにマスコミで妖怪特集やったりしますね。 今回紹介するのはGooの調査。 これ知ってる!? 日本の妖怪ランキングランキング結果はリンク先をご覧ください。それにしても水木しげるキャラの圧倒的な知名度に、「妖怪は水木しげ…

マイケルジャクソンが、レプラコーンに会いにいくそうです。

http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/news/news2701.html >欧州への移住の意志を明らかにしたばかりのマイケル・ジャクソンは、どうやらアイルランドへの移住を希望しているらしく、その理由はレプラコーン(アイルランドの伝承に登場するいたずら…

カルナプラーヴァラナ

その後調べてみたら、Edward Tylorの古典的著作 Primitive Culture『未開文化』 (1874)に紹介されているみたいだ。このあたりが英語文献における初出だろうか。ページ数は不明。 これを引用したのが松村武雄、1935年の雑誌掲載論文らしい。別経路(注によれば…

カルナプラーヴァラナース

『マハーバーラタ』に載ってはいるようだ。 Monier-Williams Sanskirt-English Dictionary kに「karṇaprāvaraṇa」とあり、「-ās」で「男性複数形、マハーバーラタにみえる幻想的な人々」とある。カルナプラーヴァラナースとなるのか?そのつづりで検索したら…

片脚

どうも最近、片脚のほうが片目よりも大事なのでは、と思えてくるようになった。アジア方面ばかり調べているからかもしれないが。インドの怪物人種、『犬人怪物の神話』によれば、ほとんど見当たらないらしい(著者はインドの専門家)。ルドルフ・ウィトカウア…

片目片脚、いくつかの仮説について。中国起源の多田克己説。

谷川・柳田説(現実反映説)に批判的な人にはたとえば『幻想世界の住人たちIV』の著者でもある多田克己さんがいて、多田さんは「河童と山童について」などで一本足は須らく中国南部起源だ、ということを云っていました(前書きに「以前の考えもある」とあった…

フォントとユニコードと

いくつか適当にスペルを併せて検索してみたら、大耳種族のつづりはKarprāṇa Varaṇaだということまで想像がついた。それ以上は不明。何気なくUnicodeのロードマップをみていたらLatin extended CやDなんてのがあって、Cのほうにはニューギニアやアフリカの一…

インドの大耳人間

インドのオリエンタリズムについての資料がさっぱりない。何が言いたいのか、というと、プリニウスの『博物誌』、アラビアの『天と地の驚異』、中国漢代の『山海経』にあたる、その中間地点の巨大文明・・・つまりインドと東南アジアにおける、「自分たちの…

事典更新5/19

前使った表現を用いるなら「哲学を持って」、正確に言うなら「方法論をもって」編集する前の、いくつかのJIS外字を使用した項目名を修正。 オンラインの項目数は10365.

カブールの幽霊

カブールの幽霊展GWにやっていたのか。もっと早く気づくべきだった。この展覧会は、どうも、アフガニスタンの子供たちが描いた「幽霊」を展示しているらしい。来場者の声というのがあって、ざっと見た中では星真美さんにけっこう共感するものがあった。もし…

かしまさん。その2

WEB ARCHIVEにキャッシュがあったので、奇談が生きていたときは何となく(話が気持ち悪いので避けてたけど勇気を出して)読んでみる。なるほど。たしかに巷間の噂にしく、、、「これ以上やっているところはないくらい」調べているのは確かなようです。 で、…

くねくね、カシマレイコ

怪異伝承紳士録なるページを発見。 うちと同じようなコンセプトらしいが、ゲームの属性?みたいなのが付いていてよくわからない。それにしても1日1項目登録実施中とはいいですね。 なりゆきでそろそろくねくねというページを発見。 この文章、とくに最後の段…

とあるホームページの掲示板の過去ログを見る

……自分、馬鹿な説ぶちあげてたな〜 ……自分、何も知らないのに知ったかぶりしてたな〜と思うことが多々。このブログに書いてる批判記事も、未来の自分から見たらたぶんそうなのでしょう。まぁこういうのは「日々成長していることの証」ってことでもあるので、…