2006-01-01から1年間の記事一覧

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怪物の群れが襲撃→民族全体が故国を捨てる

ヘロドトスの『歴史』を見ていたら気になる伝説が。 第4巻105彼ら[ネウロイ人]は蛇の襲撃にあい、全国土から退散せねばならぬという羽目に陥った。この国に多数の蛇が発生したのみならず、さらに多数の蛇が、北方の荒野から来襲したためで、遂には困窮の果て…

エキドナの子供

ゲロズノフって誰? ていうかスキタイもそうなの?

参考文献のページ

おすすめ参考文献のページ、冒頭の能書きを少し追加。

バナーつくるました

つかってください

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ドイツ中世英雄物語III ディートリヒ・フォン・ベルン

以前『幻獣大全』の書評(むしろファースト・インプレッション)において「ヘルデンブッフを日本に紹介するのはこれは初めて」などと知らないにも関わらず堂々と書き、後で大恥かいていることを知ったのは、まず『幻獣大全』の当該箇所にどういうわけか原綴り…

デザインお少し変えた

と言っても、少しだけ。事典トップのアンカーを見やすくしただけです。 それと、新規追加項目や修正項目については、丸カッコ→()←内の補足説明は<SMALL>タグでくくって見やすくしてみるようにした。マールニェクテ 中央アジア・トカラ 参考資料No. 359: 30…

参考資料番号を表示させた

今のところ番号はNo.360まで。参考資料ページはいつの日か作る予定です。 しかし「ワイヴァーン」のように、参考資料が元データにさえ記録していないのも目立ちます。最初からもうちょっと真面目にデータベース化しておけばよかったのですが、今となっては仕…

お勧め参考資料にあるくせに自分では使ってない本

言動不一致のきわみ。お勧め参考文献 幻想動物事典 幻獣ドラゴン 世界の妖精・妖怪事典 Mysterious Creatures. ←依然として入手せず 世界未確認生物事典 宇宙人大図鑑 全国妖怪事典 妖怪学新考 江戸怪談集 中国妖怪伝 抱朴子 ギリシア神話(呉、グリマル、高…

240KB

昨日丸一日(なにせ手動なので・・・)、けっこう暖かい中参考資料データを「名前 出版年: (p./col./S.)」でまとめたところ、テキストデータとして減った分が240KBでした。あんまりデータとしては多くないです。1項目につき1つしかないのが大半で、0なのが結構…

参考資料を表示させる方向で

私が今辞書制作に利用しているWordsworthというソフト。 フリーなのはいいのですが、色々遊んでいると使いづらいところがあちこちにでてきます。とくに参考文献を入力する欄が一行になってしまっていて、しかも字数制限があったりするので、5冊程度の参考文…

龍の棲む日本

龍の棲む日本 3年かけてようやく最後まで読み終えたが、結局なんで日本を取り囲む龍が日本の下敷きになってるナマズになったのかわからないままだったぞ。とはいえ『竹生島縁起』に龍=胴体の長い鯰という話があり、『今昔物語集』にも島を取り巻く鯉の話が…

自分が定期的にチェックしている幻想動物関連のページ

自分が定期的にチェックしている幻想動物関連のページ。 visindatre -知識の木- 無限∞空間 神話同盟Mythological Question Room 幻想の武器博物館 ファンタジィ事典 神魔精妖名辞典 幻想世界小辞典 幻想妖魔旅館 混沌の狭間 幻想住人録666RSSがあるサイト…

ロシア叙事詩中の竜とドラゴン。資料

ロシアの伝説、とくに北ロシアに伝わるブィリーナ(英雄叙事詩)にも蛇の怪物やドラゴンは登場してます。とりあえず手ごろな本としてエリザベス・ワーナー『ロシアの神話』に、それなりにエルスラーンやドブルィニャなどドラゴン退治の英雄の物語が紹介されて…

ケートスとドラゴン

某図書館に注文していた雑誌のコピーが今日届いたので読んでみる。 でも引用した、金沢百枝の「古代地中海の怪物ケートスの系譜とドラゴンの誕生」である。要旨はCollegium Mediterranistarumにあるのでそちらを参照のこと(リンク先日本語です)。 金沢さんが…

指輪と腕輪

『ヴォルスンガ・サガ』の、読んでいてとてもつまらなさそうな要約を書いていると一つの事に気づく。重要なアイテムとなる「指輪」はもともとはアンドヴァリの「腕輪」だった!! よく考えれば当たり前のことで、小人アンドヴァリにとって腕輪なら、それは小…

マンダ教やアラム語の「魔術ボウル」には悪霊の名前がいっぱい

いっぱいあることがわかった。 紀元前後の中東の妖怪伝承。シリアの妖怪、・・・ マニ教の「巨人の書」のシンクレティズムも面白いよなあ・・・ただ、今は竜とドラゴンに専念しているので、資料集めだけ継続していくことにする。 ゲルマン(に限らず、インド…

ビザンチンの百科事典がオンラインで見られるのご存知?

昔はスイダスSuidasという人名だと勘違いされていた百科事典「スーダSuda」、いろんな本に「スーダにはこうある」とあるので(本じゃないけど、theoi projectに沢山)見たかったのだけど、和訳は当然存在しないし、英訳も手の届くところにおいてなくてあきらめ…

ヨルムンガルド

実は私、数週間前までヨルムンガンドのことをヨルムンガルドと間違えておりました。検索してみるとこの間違いはかなり人口に膾炙しているようで、ああよかった、と一安心している次第です。 なぜ間違えるのか? たぶん、アースガルド、ウトガルドのガルド(よ…

犬人怪物の神話

ずっと前からほしいと思いつつ、高価なので購入していなかった『犬人怪物の神話』がなぜか今頃になって図書館に入っているのを最近見つけたので、借りようと思ったらすでに制限一杯借りていたために図書館で少しだけ読んでみた。ちょうど中央アジアの狼始祖…

避難準備

ライブドアリッパー。 Movable Typeに対応した、livedoorブログ保存ツールのようです。テキスト形式はEUC。ただし「続きを読む」があるとその部分は取得できないっぽい。

牛で世界蛇を釣り上げる神話

北欧とブルターニュに類似伝承あり。北欧の解釈: 水野知昭 世界の水平軸が垂直軸になることへの危機(『アジア遊学』No.28) ブルース・リンカーン 印欧原神話「牛獲り英雄の蛇退治」の北欧型("The Indo-European Cattle-Raiding Myth") ブルターニュの解釈:…

ケルトのドラゴン

竜とドラゴン@SiteDev、ひそかに更新中。 しかしケルトのドラゴンは少ない。キャサリン・ブリッグズは「アイルランドの妖精物語や英雄伝説には、奇妙にもドラゴンやワームがあまり出てこない。敵役となるのは主として巨人――これは非常に多い――と妖婆ハッグで…

翼のあるドラゴン

自分で「どこにのってるのかわかんない」例を一つ。ギリシア神話には、ときおり「翼のあるドラゴンのひく戦車」という乗り物が出てきます。それは美術上にも表現されていて、このようになってます。 しかし今の私は、この図像がいったいどの本からスキャンさ…

幻獣大全のリファレンスの書き方には萎える

「幻獣大全」に少し言及した関連で、いくつか(ここを読んでいるとは思えないけど)注文をつけておきます。 それは「リファレンス」。p.656の「書誌」、上から空白行のぞいて7行目>言語文化研究:第1〜4巻 徳島大学総合科学部 >九州ドイツ文学:第11〜13号 …

ライブドアヤバスwwwwwwwwwwwww

このブログ、ちゃんと移行できればいいんですけど・・・

テリゲナ、ゲーゲネエス

ふと見つけたこと。 『幻獣大全I』にはアポロニオス『アルゴナウティカ』第1歌940行以下にある6本腕の怪物たちのことをテリゲナ(Terrigena)と書いてます。ですがこれはラテン語で、アポロニオスはゲーゲネエス(Γηγενεες)と表記してたりします。どっちも「大…

明日、NHKに悪魔登場

http://live14.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1137188237/1より悪魔集団「聖飢魔II」を率いるデーモン小暮閣下が15日、NHKの「大相撲中継」にゲスト解説者として御登場される。衛星第2で午後1時から、総合では同4時から御出演を予定され、同6時…

アーサー王とドラゴンについての資料

ウェールズのドラゴンについて少し書いただけでどこに行けばいい川からなくなったので「アーサー王 ドラゴン」とぐぐって見ると、不破有理という大学教授のプロフィールページを見つけた。 なんでも2005年国際アーサー王学会ユトレヒト大会シンポジウムで"Ar…