ドイツ中世英雄物語III ディートリヒ・フォン・ベルン

以前『幻獣大全』の書評(むしろファースト・インプレッション)において「ヘルデンブッフを日本に紹介するのはこれは初めて」などと知らないにも関わらず堂々と書き、後で大恥かいていることを知ったのは、まず『幻獣大全』の当該箇所にどういうわけか原綴りが表記されていないことに気づいて、そしてこの本の存在を知ってからです。
この本、出版時に見かけて「あとで買おう」と思っているうちに出版社が倒産してしまい、なかなか手に入らなかったのがこの度入手できました。これでラウリンや巨人たちについての項目を(準)原典参照して書くことができます。よかったよかった。