スレイプニルの仲間?

 少し前図書館で「ヨーロッパの文様」とかいう美術書(正確な書名忘れた。追加、これ。馬杉 宗夫, 小川 煕, 鶴岡 真弓 ヨーロッパの文様(世界の文様シリーズ)……もしかしたら「オリエント」だったかもしれない)をめくっていたら、興味深いものがありました。
 3-4世紀ごろ、トラキア出土の黄金の水差し?のようなもので、そこに動物が彫られてるのですが、なんだかよく見てみると脚がたくさんあります。数えてみると、前脚が4本、後脚も4本。どことなく奇蹄類っぽいスタイルをしていたので、「あれ? こんなところにもスレイプニルが!」と驚いてよく見てみたら、頭から角が枝状に生えていた。どうやら鹿かそのあたりの動物のようです。
 でも面白いですね。