ヨーロッパ

ルシファーの翼の数

図説 天使百科事典作者: ローズマリ・エレングィリー,Rosemary Ellen Guiley,大出健出版社/メーカー: 原書房発売日: 2006/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るに「ルシファーの翼は12枚」の記述発見。ソース不明。

ルシファーの俗説について

もしサタンとルキフェルを同一視して、サタンについての解説をルキフェルにも断わりなく適用しているとするならば。あるいはサタンの堕天前をルキフェルのことだとするならば: 12枚の翼がある 出典:グスタフ・デイヴィッドスン『天使辞典』の「サタン」。 …

悪魔を考える

ルシファー―中世の悪魔作者: ジェフリ・バートンラッセル,野村美紀子出版社/メーカー: 教文館発売日: 2000メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る関係があるかな、と思ってラッセルの『ルシファー』を読んでみた。……これ…

ルシファーの俗説

Wikipediaのルシファー、最新の更新履歴に「俗説」としていくつかの記述が追加されていた。 俗説 ルシファーとミカエルは双子の兄弟である。 ルシフェルが堕天した際、『エル』の称号を失って名前が「ルシファー」になった。 ルシファーには12枚の翼がある。…

『ウォーター・ホース』

台風の中ヱヴァンゲリヲン序を見にいったら、予告編で『ウォーター・ホース』という映画が宣伝されていました。 映画『ウォーター・ホース』は、不朽の伝説に基づいた、抒情詩的大作である。 ウォーター・ホースといえばケルピーとかアハイシュケとかオヒシ…

人類以前の、邪悪な存在……

以前『西洋思想大事典』の「宇宙旅行」をコピーしたとき、1ページ目の左側も一緒にうつっていた(見開きだから)。「宇宙の没落」という項目だったらしく、宇宙がどんどんと衰退していっている、堕落していっているという思想をまとめたものらしかった。残念な…

ヘルメス・トリスメギストス

ひさしぶりに神話系サイト無限∞空間の質問、長文用掲示板を覗いたら、ヘルメス・トリスメギストスの話題が。しかもスレストされてる。もう少し定期的にチェックしておけばよかったと思った(いくつか補足したかったから……w)。なのでここで少し。まず・・・ヘ…

洪水を生き延びた巨人

中世ヨーロッパの伝説にウルタリーという巨人がいる。彼は英語版wikipediaにも項目が存在するくらい有名な伝説上の巨人なのだが、日本語では資料がほとんどない、というかGoogleで検索しても一つもヒットしない(最近ヒットするようになったが、依然として1…

アウグスティヌス、放屁について語る

また、若干の人びとは、思いのままに自分たちの後ろから音楽的な音響を(いかなる臭いもたてずに)つくり出すのであるが、それは、かれらがその側から歌っているようにさえ思われるのである。 『神の国』第14巻第24章より

インテリジェンスなデザイン

ふと、この有名なコピペがインテリジェント・デザイン論への強力な反論になることに気づく。 アリクイってよ、1日に三万匹アリ食うんだってwww 3日で九万匹www アリいなくなっちゃうよ! フラミンゴって、なんで片足か知ってる? 冷えるんだってよww…

インテリジェンスとは?

ID論のいうインテリジェンスと、スコラ哲学→アグリッパのいう天球の原動力インテリジェンスは関係あるのだろうか?

ベーオウルフ、またまた映画化

少し前一部の叙事詩界隈で話題になった映画版ベーオウルフ、ジェラルド・バトラー主演のやつは日本では完璧スルーでしたが、今年秋に公開されるロバート・ゼメキス監督のほうのベーオウルフは来年公開ということになったようです。 キャストが比較にならない…

ボッカッチョ『異教の神々の系譜』

松岡正剛が『デカメロン』ボッカッチオで「とくに『異教の神々の系譜』にぼくは跪いた時期がある。」と言い、ピサ大生の憂鬱 の2004年の日記には「ボッカッチョ『異教の神々の系譜』の邦訳が、文庫版で出たとか、出ないとか」あるけど、全然知らないです。松…

イシス探求、ニュートン

ユルギス・バルトルシャイティスの『イシス探求』を読んでいたらニュートンが出てきた。ニュートンは『年代学修正』とかいう本の中で聖書とギリシア神話とエジプト神話をすべてエウヘメリズム的に解釈して、さらに天球儀のずれから年代のずれを求め、そこか…