幻想動物事典+天使の事典

グスタフ・デイヴィッドスン 天使辞典 5040円
>内容紹介(創元社のページより)

天使とは何か。これほどよく語られながら実態の不明な存在もめずらしい。本書は最も幅広く、最も詳細に天使を集大成した空前絶後の書である。聖書はもちろん、キリスト教外典偽書ユダヤ教グノーシス主義神秘主義イスラム教、ゾロアスター教ヒンドゥー教ギリシア神話キリスト教以前の天使伝承、フィクションなど、おびただしい古典を渉猟した、項目数4100という驚異の辞典である。

キャロル・ローズ 世界の怪物・神獣事典 4800円
ティタン、フレイ、ナーガ、雷震子、サラマンダー、麒麟、スピンクス、ウィカチャ…。人類の恐怖と畏怖を具現化した空想の生き物を、世界中から集大成した決定版。それぞれの怪物の「うんちく」だけでなく、弱点まで明かす。(図書館流通センターのページより)


・・・。

5040+4800=9840≒10,000円


・・・・。どうしろと?

そりゃあ、まあ、こういう事典が出版されるというのをその日になるまで知らなかった私が悪いんでしょうけど!
どっちも以前から英語版の現本は持っているんですが、やっぱ正確な翻訳による日本語で読みたいよなあ……。天使辞典のほうは似たような項目も多いし、範囲も狭いから立ち読みでOKだとは思うけど(原書を持っている人はね。でも4000項目もあったのか。天使って多いですねぇ)、怪物・神獣のほうは、それだけで「タイトル買い」しちゃいたいくらいなのに、松村一男さんが監訳なさってるのならば幻獣好きが買わない理由はないわけで。どうしよう。マジ困った。
 ところで、私はこの本の邦訳タイトルを予言して見事的中しました。

>どんな本なのか?  
>Toroia 2003-12-02 05:39
> 同じくキャロル・ローズさんの著書で「世界の妖精妖怪事典」の姉妹本
>である(邦題をつけるとすれば)「世界の怪物神獣事典」の中から日本に
>関する項目を抜き出してまとめたことがあります。とりあえず、突っ込み
>どころは多いです。
http://www.kwai.org/cgi-bin/maboard/maboard.cgi?-a=kaigai

 そういえばAmazonリストマニアに一つ追加しました。よりディープに神話を読める本。いわゆるフランス学派とその系統を中心とした神話学の本を並べてます。上のリンク(アソシエイト)とは違っていくら購入しても私にマージンは来ませんのでご安心ください。