ようやく『幻想動物の事典』参考文献No.が400を越えました……って報告することもないですが。
記念すべき400はフランソワ・ラブレーの『第四之書 パンタグリュエル物語』(渡辺一夫訳)でし。中世の神秘劇に登場する悪魔のリストがあって、それを利用しました(ちなみにスコラペンドラもこの本に載ってる)。マホメットって悪魔だったんです、ラブレーの時から。ただ現代のキリスト教徒が揶揄するムハンマドとは全然違って、単なる異教の崇拝対象とかいう感じだったらしいです。だからデミウルゴスやペルセポネと並んで登場してる。中世って混沌してて好きだ〜。

第四之書 パンタグリュエル物語

第四之書 パンタグリュエル物語