ギルガメシュ叙事詩映画化

 してほしい

 てか、読むたびに思うんですけど、いろいろ神話が映画化されてはいくんですが、これほど映画のストーリーに向いている叙事詩もないのではないかな、とひそかに思ってます。ストーリー的にも暴君→友人を得て賢王に→友人を失う→さまよう→失望して帰る。「ハリウッド的」ではないですけど、ある意味王道ではないかと。見せ場も多く、適度に配分されてます。冒頭でvsエンキドゥ、中盤の盛り上がりでvsフンババ、vsアルー。後半は「ランボー」みたいにくらーい中を一人混乱しつつさまよって、最後の見せ場「大洪水」、静かに終了。
 実写だとすれば、誰がやればいいだろう? 筋肉バカの野生的なエンキドゥは我らが藤岡弘、しかいないでしょう。イシュタルは叶姉妹のホモっぽいほうで。ギルタブルルー夫妻は、普通にCGってところか? 見たら死ぬっていうし。でも実際に彫刻に彫られてるギルタブルルーは普通の人間の顔をしている……。シドゥリは中谷美紀が目元だけ。ウルシャナビは竹中直人。ウトナピシュティムは森繁久彌とか(なんで日本人ばっかなんだよ)。ギルガメシュは難しい、、、ハリウッドだったらもう一度ブラピにがんばってもらおう。