イランの幻獣&妖怪ホームページの争い

幻獣博覧会でも紹介した古代オリエント博物館の夏休みモンスター展が、今日の朝日新聞夕刊で紹介されていました。紀元前800年ごろのイランから出土した、頭が人間で山羊の角が2本生え、胴体は鳥で脚が人間という、名前はおろか、その物語や性質さえ全く知られていない謎の「幻獣」の図像が一つ、載っていました。このまえ上野の国立博物館の東洋館に行ったときにもほとんど同じようなのがあったのですが、こちらも図像以外はまるっきり役目が不明。山羊の角は権力の象徴だとか豊穣の象徴だとか、鳥の翼は飛翔力を得るためのシンボルだとか、人間の顔は神性や理性を意味するとか、色々言われることは言われますが、結局のところは意味はわかりません。そのような想像力を羽ばたかせるのもいいのですが、謎は謎のままでもいいような気もします。

 それと二つ目のタイトルについて。

 ちょうど今、というか夏になってから何故か■青梅雪女騒動のオソマツ■というスレッドが盛り上がっているので、紹介しておきます。私はニュートラルな立場にいるのですが。