竜ドラゴンページ、やや更新

竜とドラゴン
下のほう

 今考えているのはクロスリファレンスの仕方です。「cf.〜〜〜」じゃあ長いし、それぞれリンクをつけたらいいのか、キーワードを使ってまとめればいいのか、それとなく誘導するだけがいいのか、完全に独立させて見る人の自由に任せるか。
 「牛竜」ページのミスは、あるモノをひとつのキーワード(べつの言葉でいうなら、本質とか、本性とか、根源とか、いろいろ)にまとめあげてしまったところにあると思う。多様な象徴がそれぞれの領分に重なり合いながら、決して一つの形に落ち着くところがないというのが、こーゆーものの本性ではないかと思ってます。
 それと少し別の話になるのですが、前提として「これこれこのような共通点はこのような歴史的な経緯によるものである」と書くよりも、むしろ共通点から歴史的な経緯をみちびきだす、としたほうが、このような類のページには適当なのではないかとも思います。もちろん歴史的な知識を知っているに越したことはないけど、でも、ページ冒頭に引用してるフォシヨンの言葉にあるように、「文化」というものはそれ自体で生きていて、「民族」やその他似たようなものに従属するものではない、という見方が、最近の自分の中でお気に入りだったりします。

 とはいっても、ただ単に竜蛇ドラゴンを項目ごとに羅列しているだけでは、事典とかわんないし。かといって、何かシンボルやイメージなどを基準にして並べてしまうと他の見方が自然と制限されてしまう恐れがあるし。事典とは異なる方向で、ということで1ページにまとめる方針なのだけど、これだと3次元的な展開ができないのです。どうやっても1次元的な、直線的な展開しか出来ない。

さっそく挫折の予感