Igpupiara

 私の事典のイプピアラの項目にはHipupiaraという綴りとともにIgpupiaraというつづりがあるのですが、どこから来たのか思い出しました。今秋翻訳出版予定の(ってことは、あと少しで出るんじゃん!)キャロル・ローズCarol Roseさんのモンスター百科事典"Giants, Monsters & Dragons"です(世界の妖怪妖精事典の姉妹版。リンク先、文字化け直んないのかなぁ)。

 本の項目自体はこの本全般の特徴として孫引きなわけですが(Lake monsters traditionとかいうのが資料らしい)、ちょっと要約してみると、こんな感じです。

 マーメイドまたはマーマンの種類の名前である。現地語で「水の中に住むもの」を意味する。人間の胴体に大きな魚の尾がついている。頭はアザラシのようであり、手には水かきがある。人間を食べる。1575年から1585年にかけて多く出没した。これはイルカの見間違いだろうといわれる。

 本文はもう少し長いんですけどね。著作権にひっかからない程度に。