カルナプラーヴァラナ

その後調べてみたら、Edward Tylorの古典的著作 Primitive Culture『未開文化』 (1874)に紹介されているみたいだ。このあたりが英語文献における初出だろうか。ページ数は不明。
これを引用したのが松村武雄、1935年の雑誌掲載論文らしい。

別経路(注によればChristian LassenのIndische Alterthumskunde『インド古代学』 1874)でルドルフ・ウィトカウアーが『アレゴリーとシンボル』(1991)に紹介、邦訳、そして池内紀『幻獣の話』(1994)に収録され、そして私の目に留まることになるわけだが、マイナーな幻想的存在の紹介ルートというものを少し考えてしまった。