岩波文庫の復刊

10月分にはミシュレ『魔女』(上下)。
ルネサンス期,キリスト教の苛烈を極めた異端糺問によりおびただしい数の「魔女」が焚殺された.「魔女」とは一体なんであったのか.ミシュレ(一七九八―一八七四)が,中世初期から十七,八世紀まで,歴史の流れを追いつつここに描き出す魔女の姿,それは人間性を踏みにじられつづけてきた民衆の女性の悲惨な姿なのである.

 この本の存在自体知らなかった。出たら読んでみよう

11月ウェルギリウスアエネーイス』(上下)、『ベーオウルフ』など。タキトゥス年代記』あたりは周辺資料としてほしいかも。フォイエルバッハ、ジェイムズの宗教学・神学関連のものは、個人的には微妙ですが、幻想動物と宗教は密接な関係にあるので、時間があるなら読んで損はないと思われ(読んだことないけど……)。