ヘシオドスとグリュプス

ギリシア神話のことなら何でも載っているTheoi Projectに引用されている事典によれば、ヘシオドスがグリュプス(という単語)を最初に書き残した人らしいが、引用は残っていない。
どうもヘシオドスの断片にあるらしいが、今年ローブ古典叢書から(たぶんその箇所ものっている)断片集の最新英訳が出たようだ! ほかに『列女伝』『盾』もあり。

Hesiod: The Shield, Catalogue of Women, Other Fragments (Loeb Classical Library)

Hesiod: The Shield, Catalogue of Women, Other Fragments (Loeb Classical Library)

さらにだいたい1年ほど前に『神統記』『仕事と日』の新訳も出ていたらしい。
Hesiod: Theogony, Works and Days, Testimonia (Loeb Classical Library)

Hesiod: Theogony, Works and Days, Testimonia (Loeb Classical Library)

ヘシオドス研究はどんどん進んでいるようで、要チェックだな。

下の記事、「名前が不明」とあったけどセジャという名前がついていたのを思い出した。ソースは黒川哲朗『古代エジプトの動物』